筋肉の勉強をしよう


そして、筋肉の基本を理解して、どの筋肉が損傷しているか見分けれる治療師になろう


     ※注・この文章内の筋肉とは、骨格筋です。

マグネット解剖標本社ホームページマガジンは、筋肉や関節についての説明を、高校レベルの力学を使って事細かく説明していきます。筋肉を知ることは筋肉を扱う治療師にとっては基本中の基本です。だれでも理解できるように初歩の初歩から説明しています。筋肉の事を理解して、どんな損傷の筋肉も見分けて治療に生かしていってください

筋肉が骨格の形を維持している



骨格は骨と筋肉で作られる


人間を形作る骨格は、おもに筋肉から作られています。骨間が関節という可動できるジョイントでつながっているので、家の柱のようには固定されず、可動できる骨組みを形成しています。

骨だけでは不安定


そのため、それだけでは不安定で、身体は操り人形のような状態になり、風が吹いただけでも重力に逆らって立っていられないことでしょう。

筋肉があるから、骨格を維持してかつ運動ができる


その不安定な骨組を支えるのが筋肉です。身体にある約300もの筋肉がバランスよく収縮することで、体形(体幹)を維持しながら座ったり立ったり走るなどの運動ができるのです。つまり、人間として、体形を保ちながら動いていられるのは、骨をつなぐ筋肉のおかげなのです。

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